日下 紗矢子 (くさか・さやこ) ヴァイオリン
兵庫県出身。東京芸術大学附属音楽高等学校を経て2001年同大学を首席で卒業。
その後、アメリカ・ダラスのメソディスト大学にてディプロマコース、同大学院を卒業。2006年より文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツ・フライブルク音楽大学に留学し、ライナー・クスマウル氏のもとで研鑽を積む。田渕洋子、浦川宣也、清水高師、エドアルド・シュミーダーの各氏に師事。
- 1995年第5回イフラ・ニーマン国際コンクール第1位。
- 2000年第47回パガニーニ国際コンクール第2位、併せてカプリス最優秀演奏賞受賞。
- 第69回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、レウカディア賞、鷲見賞受賞。
- 第8回シベリウス国際コンクール第3位。
- 2002年第21回ロドルフォ・リピツァー国際コンクール第1位、併せてバッハ賞、モーツァルト賞、現代曲賞等の7つの副賞を受賞。
- 芸大内で福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、NTTドコモ賞受賞。
- 1995年京都芸術際奨励賞受賞。
- 1998年青山音楽賞受賞。
- 1999年大阪芸術際奨励賞受賞。
- 2005年第26回音楽クリティック・クラブ賞受賞。
これまでに新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、レニングラード国立歌劇場管弦楽団、メドウズ・シンフォニー・オーケストラ、エクアドル室内オーケストラ、ルーマニア・バカウ・フィルハーモニック・オーケストラ、オストロボスニア室内管弦楽団等と共演。
日本を始め、アメリカ、ヨーロッパ各地にてリサイタルを開催、音楽祭にも多数参加。
2008年3月より、ドイツ・ベルリンのコンツェルトハウス(旧シャウシュピールハウス)を本拠地とする名門オーケストラであるベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団/Konzerthausorchester Berlin(旧称:ベルリン交響楽団/Berliner Sinfonie-Orchester)の第1コンサートマスターに就任。
いま最も期待される若手ヴァイオリニストの一人である。ベルリン在住。